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山小屋の夏ワーク [山小屋2013]

山小屋の夏ワーク
  2013/9/13~14

今年の山小屋の夏ワークの主目的は一年分の薪の確保と大屋根の塗装です。

13日平日、7期OBに依頼し学生部員の先発隊A・山小屋委員3名を山小屋に運ぶ。
先発隊B8名は電車バスで山小屋へ。

先発隊Aは業者にお願いしているし尿処理の立会。室内のすす払い。 そして、
1F 畳の天日干
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電気掃除機が普及してから学生は家庭での大掃除を経験していません。 一品づつ寸法の違う畳の上げ方や、干して面を叩き、四隅の埃を箒で落とす標準作業を知りません。年寄りの知恵を伝達する機会でもあります。

山もですが、ワークも「1回生は見て学び、2回生は行動で学び、3回生は教えて学ぶ」です。
14日翌朝からはその本格的なワークに入ります。
16日の台風襲来を予想し、毘沙門岳登山を後工程にしてワークに専念する、と現役部員が判断。
スタートの集会で高所作業、危険機材の使用に関する安全訓話。学生にありがちな、はしゃいで発生する怪我を特に注意する。

薪用の間伐材集めをスタートする。もちろん地元の自治会の了解をもらっています。
今年は先ず、地元の倉庫建設用に伐採した地区の一隅に我々用に置いてもらった部材を収集に行く。
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 が、暫くすると、部員が走ってきて「ハチが居る!」
材木の間にハチが巣を作っていたらしい。
この冬に巣を処理し、来年に使わせてもらうことに計画変更。
そこで森の中に入って間伐材を集めます。

集積した間伐材をチェーンソーで切断作業。  
先輩が見本で作業しながら後輩を指導・・・・・
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その近くですが、危険作業を避けるために
3列に並列して大ナタでの薪ワリ
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一方で、大屋根の北側の塗装作業ですが、
先ずは大屋根の夜露の乾燥状態のチェック
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次に落葉松の落葉の掃除
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乾燥を確認し、
ハツリとその後の塗装が始まります・・・
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他方、現役部員の山小屋委員は色んな作業の指示に忙しい・・・・・
煙突掃除
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他にも、トイレの掃除、全部屋の掃除、土間の掃除、段ボールの後始末、・・・・・

14日、後発隊2人は24期OBが大阪から移動し、白鳥で食糧を買い出しの後に山小屋に到着し、ワークに参加。 更に、51期OBが岐阜から参加。

7期OBは部員ワークの相談に乗りながら、一部山小屋の改修作業。 到着したOB2人の手を借り、夏から手掛けていた雪囲いを完成。

薪作りの成果です
この一年は利用人数が増え、作業開始時は薪の在庫が底を着いていました・・・
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一昨年のワークで作り、1年間屋外で乾燥させていた薪で室内は一杯に・・・
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一日の作業が終わり、風呂に入り、全員で食事
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古のOB達が食事時に歌っていた「ごはんの歌」を歌って「いただきま~す!」

14日午後に参加してくれた岐阜のOBが最新台風情報「大型化した台風18号は中部地方を直撃」と。
現役山小屋委員と主将との話し合いで、ワークの行程変更を決定。

結果、薪割の端材、古いファイヤー残材でワーク終了前夜に行う凡ファイヤーを繰り上げました。
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翌朝15日 午前2:00頃から雨が降り始める。

朝食後、ワークの道具類を清掃して整理し、室内室外の整理整頓清掃をして帰路に着きました。
日祭日はバスの運行がないので、OB車2台で白鳥まで往復してもらい、帰路のルートを確保。  
翌日の台風襲来の経路は予想より南を通りましたが、道路網の遮断とかがありましたので、結果的に見れば、日程を一日短縮した状況判断は正解でした。

それには、地元のご協力を得られたからこそでした。レンタル・チェーンソーの返却が日曜日はできませんので、いつも相談を聞いてもらっている地元の工務店に預かって頂き、翌日返却して頂きました。感謝です!! ありがとうございました。

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