奥美濃・山小屋の積雪 [山小屋2022]
奥美濃・山小屋の積雪
2022/12/27
クラブの部員は12/27日から先発隊が、27日から本隊が奥美濃の山小屋に入舎し、雪降しワークとスキー訓練を実施します。
小生、山小屋番を担当した2005年来、毎年山小屋近くの檜峠の道路情報を入手し、記録として残しています。 今年も、先週の寒波で山小屋のある奥美濃の積雪が進んでいます。
今年の積雪状況 2022/12/27 19:00 95cm
年寄りのOBが孫世代の部員にとやかく言うのは避けようと、合宿には行かず、山小屋管理運営委員会メンバーに任せています。 その内、現地から積雪情報が流れてくるでしょう。
昨年度 2022/2/22 の雪降しワーク (管理上、一人作業は禁止しています)
この時はワークはOB61,80歳の2人で、雪降しワークは庇部のみの雪降しワークでした。 この時の檜峠の積雪は205cm。
☆
峠の積雪深は平地での測定、山小屋は4寸勾配の屋根で垂直深は1.08倍。
更に、切妻屋根の風による風上、風下の積雪の影響は風速により0.8~1.2倍の影響がある、との論文があります。
☆ ☆
2022/12/27
クラブの部員は12/27日から先発隊が、27日から本隊が奥美濃の山小屋に入舎し、雪降しワークとスキー訓練を実施します。
小生、山小屋番を担当した2005年来、毎年山小屋近くの檜峠の道路情報を入手し、記録として残しています。 今年も、先週の寒波で山小屋のある奥美濃の積雪が進んでいます。
今年の積雪状況 2022/12/27 19:00 95cm
年寄りのOBが孫世代の部員にとやかく言うのは避けようと、合宿には行かず、山小屋管理運営委員会メンバーに任せています。 その内、現地から積雪情報が流れてくるでしょう。
昨年度 2022/2/22 の雪降しワーク (管理上、一人作業は禁止しています)
この時はワークはOB61,80歳の2人で、雪降しワークは庇部のみの雪降しワークでした。 この時の檜峠の積雪は205cm。
☆
峠の積雪深は平地での測定、山小屋は4寸勾配の屋根で垂直深は1.08倍。
更に、切妻屋根の風による風上、風下の積雪の影響は風速により0.8~1.2倍の影響がある、との論文があります。
☆ ☆
山小屋ワーク [山小屋2022]
山小屋ワーク
2022/12/4.5
山小屋を冬仕様に衣替えワークを主にOBや部員に伝授します。
学生、先生が同行ですので、1泊2日の間に目的の作業も済ませる必要があります。
山小屋に着いた時刻は 12:26 時
思わぬ光景に出会いました
この日の朝には少しの積雪があったようで、日陰の部分には雪が残っています。
先ず、新しい発電機を 1回生が始動!
2mの積雪でも使用できるように、この発電機を2F発電室に持ち上げる。
次の段取りで、
改修工事の残材処理した後に
夏ワークで造った薪を軒下へ収納
薪の上のシートは上部にのみ施し、薪の湿気を逃すために側面は開放しておく。
これは地元の人に教えられ、OB,学生に教えている。
煙突の腐食部の改修
雪対策
1:従来の積雪期は昼間も雨戸を閉めた状態だったので、雨戸の対策で明るい山小屋生活を確保。
2:勝手口の雪囲い板を増設し、ボンベ、水道の水量調節、薪ストーブの消炭缶を使用可能に。
3:玄関の板戸の補強と 組み込み。
4:積雪に飲み込まれてしまうので、表札と鐘を室内に収納。
その日夕べ
その日の夜
食事は部員が作ってくれるので、年寄りはストーブの周りで・・・・・。
そして、7人でストーブを囲い食事と歓談。
このストーブ据え付けのテーブルは前を向いて会食できるように考えて造った小生の労作
山小屋番人の最重要課題は 水源確保とトイレの維持管理です。
①創設時代からの水源が細る現象を読み取り、崖から流れ出た湧水をそのまま山小屋にホースで導水していますが、その現状を点検します。 そこで、部員に製作者しかわからないチェックポイントの指導。
湧水温度と山小屋での水温の関係データ
②トイレは全ての山小屋が苦悩する問題です。
この山小屋は当初から肥溜め方式ですが、小屋番人の任期中に林道が通ったので、年1度のバキューム処理できるようになり、最大の問題は解決しています。
それと共に、和式トイレから、簡易洋式+臭気遮断構造に改造し、都会では売っていないバイオ消臭剤の添加をしたり、改善を進めています。
整理整頓清掃を終えて、帰路に就きます。
小雨が降ってきています。
また、来る!
☆ ☆
2022/12/4.5
山小屋を冬仕様に衣替えワークを主にOBや部員に伝授します。
学生、先生が同行ですので、1泊2日の間に目的の作業も済ませる必要があります。
山小屋に着いた時刻は 12:26 時
思わぬ光景に出会いました
この日の朝には少しの積雪があったようで、日陰の部分には雪が残っています。
先ず、新しい発電機を 1回生が始動!
2mの積雪でも使用できるように、この発電機を2F発電室に持ち上げる。
次の段取りで、
改修工事の残材処理した後に
夏ワークで造った薪を軒下へ収納
薪の上のシートは上部にのみ施し、薪の湿気を逃すために側面は開放しておく。
これは地元の人に教えられ、OB,学生に教えている。
煙突の腐食部の改修
雪対策
1:従来の積雪期は昼間も雨戸を閉めた状態だったので、雨戸の対策で明るい山小屋生活を確保。
2:勝手口の雪囲い板を増設し、ボンベ、水道の水量調節、薪ストーブの消炭缶を使用可能に。
3:玄関の板戸の補強と 組み込み。
4:積雪に飲み込まれてしまうので、表札と鐘を室内に収納。
その日夕べ
その日の夜
食事は部員が作ってくれるので、年寄りはストーブの周りで・・・・・。
そして、7人でストーブを囲い食事と歓談。
このストーブ据え付けのテーブルは前を向いて会食できるように考えて造った小生の労作
山小屋番人の最重要課題は 水源確保とトイレの維持管理です。
①創設時代からの水源が細る現象を読み取り、崖から流れ出た湧水をそのまま山小屋にホースで導水していますが、その現状を点検します。 そこで、部員に製作者しかわからないチェックポイントの指導。
湧水温度と山小屋での水温の関係データ
②トイレは全ての山小屋が苦悩する問題です。
この山小屋は当初から肥溜め方式ですが、小屋番人の任期中に林道が通ったので、年1度のバキューム処理できるようになり、最大の問題は解決しています。
それと共に、和式トイレから、簡易洋式+臭気遮断構造に改造し、都会では売っていないバイオ消臭剤の添加をしたり、改善を進めています。
整理整頓清掃を終えて、帰路に就きます。
小雨が降ってきています。
また、来る!
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タグ:山小屋ワーク
山小屋へ [山小屋2022]
山小屋へ
2022/12/3
国道から県道に入り、前谷の里に入ります。
前谷の里の入口 H476m
前谷の里と奥の壁
前谷の里の奥の壁 撮影場所はH590m
ヘアピンカーブは 右側の前谷川の手迄で4ヵ所,前谷川の向こう側の正面の2ヵ所 と スノーシェッド 一挙に200mを登ります。
1段登った ハートピア・四季 H630m 前からの 天狗落しの壁
落葉してガードレールとコンクリートの壁が目立ちます。
天狗落しの壁 へは スノシェッド と その手前に 霧ヶ滝の壁 へと続く
霧ヶ滝の壁 霧ヶ滝 と 霞ヶ滝 とが並ぶ
壁の下の道を進むと
霞ヶ滝 流れている? 濡れている?
霧ヶ滝 流れているが、滝壺はない滝です
スノーシェッド
天狗落しの壁のヘアピンカーブ
壁の上から H830m
この先の毘沙門岳~旧檜峠~新檜峠~大日ヶ岳の西尾根が日本の分水嶺になります。
☆ ☆
2022/12/3
国道から県道に入り、前谷の里に入ります。
前谷の里の入口 H476m
前谷の里と奥の壁
前谷の里の奥の壁 撮影場所はH590m
ヘアピンカーブは 右側の前谷川の手迄で4ヵ所,前谷川の向こう側の正面の2ヵ所 と スノーシェッド 一挙に200mを登ります。
1段登った ハートピア・四季 H630m 前からの 天狗落しの壁
落葉してガードレールとコンクリートの壁が目立ちます。
天狗落しの壁 へは スノシェッド と その手前に 霧ヶ滝の壁 へと続く
霧ヶ滝の壁 霧ヶ滝 と 霞ヶ滝 とが並ぶ
壁の下の道を進むと
霞ヶ滝 流れている? 濡れている?
霧ヶ滝 流れているが、滝壺はない滝です
スノーシェッド
天狗落しの壁のヘアピンカーブ
壁の上から H830m
この先の毘沙門岳~旧檜峠~新檜峠~大日ヶ岳の西尾根が日本の分水嶺になります。
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今の奥美濃へ [山小屋2022]
今の奥美濃
2022/12/3
東海北陸道の北上が続きますが、以北の山々には紅葉は薄くなります。
東海北陸道の23/56亀尾島トンネルを過ぎると、
奥美濃の入口の郡上八幡に入ります
ユネスコの無形文化遺産に正式登録された「風流踊」、そこに含まれている
”郡上をどり” が 郡上八幡の城下で 徹夜で催されます
山の紅葉は過ぎていますが、里のメタセコイヤは黄葉の真っ最中
更に24,25,26番トンネルを出ると
ぎふ大和
山小屋へは最後の27/56 平山トンネル
トンネルを過ぎると白鳥町
大日ヶ岳 と その奥の白い山は 銚子ヶ峰?1810 と 芦倉山717
残念ながら、大日ヶ岳には積雪の気配はありません。
白鳥IC 近く・・・
中部縦貫道の白鳥ICから油坂峠超えの巨大陸橋・・・
白鳥バイパスの橋の上からの大日ヶ岳
長滝白山神社の近くからの長良川
長良川鉄道(元国鉄・越美南線)の終点駅・北濃 の駅舎 ・・・食堂が主体です
駅の奥には 蒸気機関車を反転させる明治時代の手動・転車台(USA製)があります。
☆ ☆
2022/12/3
東海北陸道の北上が続きますが、以北の山々には紅葉は薄くなります。
東海北陸道の23/56亀尾島トンネルを過ぎると、
奥美濃の入口の郡上八幡に入ります
ユネスコの無形文化遺産に正式登録された「風流踊」、そこに含まれている
”郡上をどり” が 郡上八幡の城下で 徹夜で催されます
山の紅葉は過ぎていますが、里のメタセコイヤは黄葉の真っ最中
更に24,25,26番トンネルを出ると
ぎふ大和
山小屋へは最後の27/56 平山トンネル
トンネルを過ぎると白鳥町
大日ヶ岳 と その奥の白い山は 銚子ヶ峰?1810 と 芦倉山717
残念ながら、大日ヶ岳には積雪の気配はありません。
白鳥IC 近く・・・
中部縦貫道の白鳥ICから油坂峠超えの巨大陸橋・・・
白鳥バイパスの橋の上からの大日ヶ岳
長滝白山神社の近くからの長良川
長良川鉄道(元国鉄・越美南線)の終点駅・北濃 の駅舎 ・・・食堂が主体です
駅の奥には 蒸気機関車を反転させる明治時代の手動・転車台(USA製)があります。
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東海北陸道の紅葉 [山小屋2022]
東海北陸道の紅葉
2022/12/3
平安時代・白山詣の時代から美濃、尾張から奥美濃へ行くには、長良川の船と川沿いの道を歩き、近代での鉄道も長良川沿いです。
その後、高速道路・東海北陸道は建設技術の向上で、山々をトンネルで、谷や川を橋梁で渡り一直線で北上します。 岐阜から富山までに56のトンネルがありますが、山小屋へは25のトンネルを通ります。
この時期、東海北陸道のトンネルのある山々の紅葉が南下しています。
東海北陸道に入り、
最初の山・権現山トンネル 1/56
各務ヶ原トンネル 2/56
向谷トンネル 3/56
美濃トンネル 4/56
古城山トンネル 5/56
立花トンネル 6/56
鶴形山トンネル 7/56
上河和トンネル 8/56
母野トンネル 9/56
黒地トンネル 10/56
勝原トンネル 11/56
大矢南トンネル 12/56
大矢北トンネル 13/56
この時期では郡上八幡の少し手前で紅葉風情が薄くなります。
☆ ☆
2022/12/3
平安時代・白山詣の時代から美濃、尾張から奥美濃へ行くには、長良川の船と川沿いの道を歩き、近代での鉄道も長良川沿いです。
その後、高速道路・東海北陸道は建設技術の向上で、山々をトンネルで、谷や川を橋梁で渡り一直線で北上します。 岐阜から富山までに56のトンネルがありますが、山小屋へは25のトンネルを通ります。
この時期、東海北陸道のトンネルのある山々の紅葉が南下しています。
東海北陸道に入り、
最初の山・権現山トンネル 1/56
各務ヶ原トンネル 2/56
向谷トンネル 3/56
美濃トンネル 4/56
古城山トンネル 5/56
立花トンネル 6/56
鶴形山トンネル 7/56
上河和トンネル 8/56
母野トンネル 9/56
黒地トンネル 10/56
勝原トンネル 11/56
大矢南トンネル 12/56
大矢北トンネル 13/56
この時期では郡上八幡の少し手前で紅葉風情が薄くなります。
☆ ☆