峠の夜明け [山小屋]
峠の夜明け
2006/10/28
旧道の峠の夜明けです。
山小屋に行くと、日の出を観に旧峠まで約30分歩くのが日課です。
夜明け前 5:45
遠くの山並みの中腹にある明かりは、東海北陸高速道路・ひるがの高原SAです。
日の出の頃 6:37
少し登ると北アルプスの乗鞍岳が望めます
夜明け前の乗鞍岳 5:55
まだ霜も降りない、温かい秋の夜明けでした。
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昭和41年秋に山小屋は建ちましたが、その頃までは、戦後造られた自動車道路が曲がりくねって長く、積雪期には除雪がされなかったので、登山道のような旧道を常用されていたようです。
旧峠にはお地蔵さんの祠があり、緊急用の公衆電話もあったのは写真に撮ってあり覚えています。 また、昭和42年の春、石徹白の皆さんの生活物資が峠までは自動車で運ばれますが、峠からは大型のソリに積み替えられていたのを目撃していました。
昭和42年以降、自動車の普及、スキー場の開設で積雪期にも除雪が為されるようになると、人は旧道を通らなくなり廃れ、新たな道路工事で一部旧道はなくなりました。 でも、地元の中学校の創設記念事業で旧道も整備されて観光資源として利用されてきています。
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