緊急事態の山小屋へ
2021/1/17

先の寒波で山小屋の積雪が急激に進み、山小屋は緊急事態に入り、雪降しが必要になりました。 
雪降しワークに入ろうとした先週1/10には山小屋の近くで豪雪による道路封鎖が発生し、ワークに入れませんでした。
現在檜峠の積雪深は少し低減しましたが、屋根の積雪は溶け落ちる質量は僅かなので屋根への負荷は累積積雪深が問題になります。 過去に山小屋も大陸梁の損傷、玄関の軒先の損傷を経験しています。

山小屋の雪降しワークは近くの檜峠の道路情報で「積雪1.0mで準備に入り、1.5mで出動する」ルールを決めています。
今年の積雪は急激であったので、この積雪が1mから1.5mへの期間が27時間と短時間であったので、人集めもままならず、しかも学生部員もコロナ下で校外合宿は禁止で動けず、試験もあるので2月中までは出動要請は出来ません。 で、OBで対処せざるを得ません。

この日、大阪府も岐阜県もコロナ感染での緊急事態宣言下に入っていますが、山小屋も緊急事態になっていますので出動します。 但し、対策として、地元岐阜県郡上市白鳥町に迷惑を掛けないように高速道のSAのトイレ以外に地元とは接触せずに行動します。

今回の計画は先に3名が山小屋に入舎し、1日遅れて現番人1名が参加します。 
  1/16 OBOG会 59期、17期、7期 のOB3名が入舎
  1/17 午後2名出社のため帰阪+ 24期OB 1名が入舎
1/18 7期、24期 2名でワーク+帰阪

が、顧問教官が友人と入舎する情報で、ワークの全体が変わり、
  1/15  59期、17期 のOB2名が夜行で出発。
      顧問教官+友人 2名が夜行で出発。
  1/16  未明に山小屋に入舎
      雪降しワーク  
  1/17  雪降しワーク +山スキー  その後に帰阪。
      24期、7期 のOB2名で入舎 +雪降しワーク。
  1/18  帰阪

今迄幾たびか夜行で山小屋に入りましたが、積雪期は避けていると共に、年齢的にも避けました。
80歳になろうとする老人がもし夜行のラッセル、となると問題があると・・・、避けました。

先発隊からの情報では急遽この日からスキー場がコロナ感染で休業になった。とのことでした。  

駐車場の確保が問題。
山小屋へ積雪期の入舎する際の駐車場は
①県道の膨らみ路端に駐車   除雪機の運転手による夜間除雪作業時に配慮あり。
近くにスキー場が出来て以降は
②スキー場の駐車場に駐車させてもらっていました。
しかし、駐車場の除雪にロータリー除雪機が使われ出すと、危険性が増すのでそれもダメで、スキー場の屋根のある駐車場を使用する羽目になっていましたが、それが休業で使えないと・・・・。
新たな問題が発生しました。

檜峠の
最高積雪深は 235cm
累積積雪量は 475cm
そんな雰囲気での出動です。 1/17 8:00 大阪・高槻を出発。

現在の山小屋の近くの檜峠の積雪状況


揖斐川、長良川、木曽川を渡る     ・・・・頭上の青空と北の雪雲




東海北陸道の最初のトンネルの山ですが、雪の気配なし・・・


遠くの山に白いものが見え始める

奥美濃の入口・郡上八幡城   その奥の山には雪が現れる

この辺りから風景がモノトーンに・・・・
ぎふ大和付近


白鳥IC近く


白鳥町のバイパス

長滝白山神社、長滝寺 の石道路には雪が残っています

長良川鉄道・北濃駅


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