林道に残る集中豪雨の跡
  2014/9/14~15

今年の夏、山小屋がある岐阜県奥美濃は集中豪雨が続き、林道にその禍根が残っています。

林道といっても、路側に水路があり舗装された速度立派な林道もあれば、舗装されず、路側に水路のない作業道、作業路もありますが、山小屋の近くを通る林道は路側に排水路がなく、谷水は洗越工法で路面上を流す作業道です。
そんな林道ですので、平坦な部分は大きな支障は発生していませんが、傾斜部分で路面の真砂土分が流出し、礫材が残ってタイヤを傷め、車体を傷める可能性が出てきました。

緩傾斜部分でも、一部水の流れた跡が残っています

急傾斜部分




他の傾斜部分

今年の集中豪雨はそのレベルが高く、流れ止めのゴム板は埋め込まれていますが・・・
坂の上部に細かな砂が溜り、下部は細かな土部は流され礫が目立ちます

トラックでも登るのは苦労します


地元の自治会長さんにも相談しましたが、地域の林道は方々で流されているようです。また、この手の林道は森林所有者や事業者により整備され、維持管理されるようです。

それで、我々もこの林道を使って山小屋に入れるように鐘の掛からない方策を考えました。
林道の両サイドの笹や雑木を草刈り機で刈り取り、窪んだ礫部を走らずに、草で覆われた部分を走れるようにしました。




この作業は車を利用するOBの手で、学生部員の手を取らせないようにしました。

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