山小屋で夏ワーク
  2014/9/12~15

クラブの学生部員の夏ワークは
小屋の大掃除と小屋メンテの塗装と年間燃料確保の薪割を主体としています。

先発隊のグループはザックを解く前に、年1回の大掃除を・・・・

熊笹の葉で天井の煤払い、蜘蛛の巣とり・・・

畳の乾燥

学生部員は掃除機の普及と共に、昔の町内一斉の大掃除を知りません。 
畳に番号を点け、乾燥後に畳叩きで埃を落し、箒で埃を落して元に戻す方法も知りません。

その後、室内に畳を戻し、掃除し、拭き掃除をして室内を綺麗にしてから、ザックを解き、食当班は夕食の準備です。

他のグループは翌日からのワークの前作業です。
屋根には落葉松の枯葉、杉の枯葉が多量に落ちて、こびり付いています。

枯葉を掃き落し、禿げたペンキを剥ぎ取ります・・・

初日のワーク終了


翌日、先発隊は地元の山・毘沙門岳に登ってからワークに入ります。

地元から頂いている間伐材を運びだす。
昨年はスズメバチ騒動があり、今年はネット付きヘルメット、長袖シャツでの作業です


昨年までにも間伐材を収集してきましたので、既に近場には間伐材はなく、運ぶのに時間が掛かるようになってきました。
一輪車で運ぶ・・・

見かねて、OBが自分の車で運ぶ・・・


山小屋の前庭に間伐材を集め、
長尺材は薪の長さにチェーンソーで切断


薪割   ・・・・危険作業ですので、メガネの装着と 3人平行作業で・・・・




屋根のペンキ塗りも・・・・



ワークの成果



他に
1年間溜めていたストーブの灰を地中に埋戻し、水源のフィルターの清掃、を実施しています。


学生部員の基本は登山の経験もそうですが、
1回生は見て学び、2回生はやって学び、3回生は教えて学ぶ、ですが、3回生でも経験していない作業もありで様々ですが、自ら進んで新しい仕事に取り組む1回生部員もいて、頼もしくも感じました。

OBの役割は危険作業の指導監督ですが、本人は自分も動きたくてムズムズです。
部員の育成のためには我慢してもらいました。
しかし、チェーンソーの目立て作業や、機材のメンテ作業の指導、草刈り機の作業などOBの経験が生かされています。

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