石徹白川河岸の紅葉
    2010/11/7

11/3日から2人で泊まり山歩きの合間にワークをして、7人グループとの晩餐を楽しみ1泊、大日ヶ岳登山をサポートして1泊してから送り出した後に帰路に着きます。

ワークで積雪期用の防雪ガードを組立てました。
積雪期、従来1階の雨戸は全て閉じた状態で、明かりが採れず、昼間でも暗い状態でしたので、防雪ガードにより雨戸は開けることができ、明るさを確保しようと考えました。
何しろ山小屋は建設当時から資金は少なく、ダムに沈む農家の柱や梁などの家屋建材、建設資材を学生が運び上げた実績があるので、その精神は引き継がれていますし、また独立採算制で宿泊料が唯一の収入源です(残りはOBOG会から支援金)ので、何事も自前でできるものは自前で造ります。
地元のご好意で植林の間伐材を頂き、学生部員の夏ワーク時に集めたものの内で寸法、形状の良い部材を残してキリ穴加工を加えました。
防雪ガード
部屋の中から・・・・ この冬の状況からもっと上まで板をセットしなければならないか、様子見です。
積雪期以外は板を外して視界を広げ、柱梁は解体できる構造です。 が、この景観なら夏でも枠だけは残しても違和感はない?と思い始めています。

地元の自治会長さん、間伐材の提供、ありがとうございました。

来たときよりも美しく、整理整頓清掃をして帰ります。
帰り際の山小屋
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今回の帰路は遠回りして岐阜県県道R314を石徹白へ。
石徹白川沿いに福井県県道R127白山中居神社朝日線をJR越美北線の終点九頭竜駅へ向います。

紅葉の石徹白川沿いに下る ・・・・・
この道路の石徹白川沿いの部分は1車線で鮎釣りシーズンには多くの駐車のある道ですがガードレールはありません。 また積雪期は通行不可と考えておく必要があります。

基幹道路の中部縦貫道・国道R158との合流点近くに
JR越美北線・九頭竜湖駅の終点 
1日5便の時刻表

駅の横には道の駅があります。

美濃街道R158を通って郡上市白鳥へ
九頭竜ダムと湖 明石架橋の実験橋として造られた上流側にある架橋・箱ヶ瀬橋 この橋を渡って湖岸の道を溯ること1時間?の久沢川の上流にクラブの山小屋の故郷久沢(石碑だけが残っています)があります。

更に谷を詰めると越前と美濃との国境・油坂峠。
現在、一番下には中部縦貫道路であるループトンネルを有する油坂峠道路(元有料道路で現在は無料化)、その上には短いトンネルのある国道R158美濃街道、更にその上には江戸時代からの湧水・蝶の水、石碑のある油坂峠を通る人道の旧道があります。

今回は油坂峠道路を通り、高架橋を通って東海北陸道に入りました。

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