毘沙門岳登山
   2018/10/9

同行4人中2人は初めての山なので、毘沙門岳に登ります。

山小屋は朝霧に包まれた朝ですが、ならば今日は快晴??


過去には濃い朝霧では曇りと見間違うこともありました。

矢張り、時間が経て、晴れてきました。快晴です。

新檜峠 の向こうに見える毘沙門岳 と 朝霧

石徹白川で生まれた濃い朝霧が旧檜峠を通過していきます

新檜峠は石徹白が福井県から岐阜県に越境合併した昭和33年に完成した道路の峠です。

旧檜峠のお地蔵様

旧檜峠は飛騨、美濃、越前が一望できる峠=三国峠とも呼ばれていたとか。
平安時代の頃から白山詣での美濃禅定道の峠ですが、50数年前の山小屋が出来た頃は 石徹白の皆さんの通勤通学路でした。
朝霧の中    ・・・日本の分水嶺上で、朝霧の通路でもあります

 
ここから短いですが、美濃禅定道を通って新しい登山道に入ります   

まっすぐ先に下る前谷への道、矢印方向に登る道が新登山道


応急の狭い登山道を登るほどに・・・
樹間からの大日ヶ岳



登り切った後、一旦谷底迄下って、登り返し、旧林道に出ます  ≒1時間 のロスです

元々の毘沙門岳の登山口


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毘沙門岳の登山道の歴史を思い返します。
我々の山小屋が出来た1966年(S41)には新檜峠から日本の分水嶺上に毘沙門岳への直登の登山道があり、そのまま分水嶺上を毘沙門岳・山頂まで登山道が続いていました。この直登道の西側がブドウ平で我々もスキーで滑っていました。
その後、導入路が完成し、ブドウ平にはゴルフ場が造成された(197年頃営業)。
さらに導入道路から分岐した林道が出来てからは、直登の登山道は閉鎖され、林道経由の現在の登山道が出きました。 
さらに、10年前?から林道への入口が閉鎖され、更に新檜峠の四つ角からゴルフ場への道に入場拒否の看板を立てていた。 それで2011年に新檜峠からの毘沙門岳への新登山道ができました。
現在、この看板はスキー場(ゴルフ場の冬バージョン)の入場チェックの位置まで移動してありました。

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