山小屋ワーク
    2015/9/18~21

今年は部員12名(3/2/1回生=3/6/3名)による夏ワークです。
今春には薪の残留量が少なくなり、今年の夏ワーカは初めて塗装ワークを止め、薪作りに専念します。

9/18日午後  山小屋に到着後、夏ワークの開始前


大屋根の落ち葉の清掃      ・・・・落ち葉が屋根の塗装を痛めます

1F居間の15畳の畳の天日干し

居間横の毛布置場に浮き床を造る        

笹箒で全部の部屋の天井の煤払い   ・・・・・掃除後に干した畳入れ


屋外に1年間乾燥させた薪を室内に取り入れ    計 約3.9m3  
  1年分  約100束      市販品換算3.3万円位
南側に2列

北側1列


夕べには 炊事 ・・・・・3日間で炭水化物中心の食費は1300円。  もちろんOBの酒は別


その横で、使ったチェーンソーの目立て作業をOBが指導


翌朝は4時起き、朝食、ラジオ体操、朝礼



半分6人は山小屋の裏山・大日ヶ岳へ


山小屋の残留組の6人は薪作りに取り掛かります。
従来、山小屋を囲む森の間伐材、倒木を薪にしてきましたが、段々間伐材がなくなってきました。
で、昨年は試しに、地元の薪の原木を4トン車トラック一杯を購入して1年置いてありました。
一年置いておくと樹は固くなる、と指摘されていましたし、積み置きした原木を安全に切り出す方法を教えてもらうために、地元のプロを招へいし、手本を見せてもらう計画でした。

地元のプロは通常と同じ時刻にお宅を出られたのでしょう、7時過ぎに山小屋に来られました。
こちらの考え方を説明し、原木を1~2人で運べる大きさに切ってもらい、それを部員が薪割場へ移動することで、同意し、作業に入る。

プロのワーク
まず、鳶口を使い、安全に切断作業ができる位置まで原木を引き出す

正しい姿勢で24"チェーンソーを使い、作業に入る

作業が進んできた・・・・


最後の原木を切断    

作業の手際よさ、オーストラリア製大型チェーンソーの切れ味の良さに見惚れていて、切断作業は全てお願いすることになりました。 1.5時間程で終了しましたが、我々の作業では安全性が危うく、10時間以上掛かっていたことでしょう。  プロの積み置き材の切出し方法、チェーンソーの使い方、メンテナンスの方法等、多くを学びました。     感謝!!でした。

1人での原木の切断ワークと6人での切断された原木を運ぶ作業のペースが同等でした。
次に、長尺材は自前のチェーンソーで短尺に切断です。

積上げられた短尺丸太

丸太の真ん中ばかりに斧を振り落していた学生の薪割を見ていたプロは試し割・・・・・

太い丸太も中央を外して斧を入れ、真ん中に四角の部材を造ると割れやすい、と試し割。

学生の薪割は続く・・・・  作業間隔、前後の人影を確認しながら・・・



この冬に積雪で倒れた樹を長尺のまま運び込む


毛布も一年一回の天日干しは朝露が消えるころに広げ、日影と共に取り入れる


本日のワークは終了!

夕食時   部員12名はテーブルで・・・・

OBはストーブ周りの簡易テーブルで・・・・


翌日は残り半分6名は大日ヶ岳登山。
残留6名は薪割作業を続ける。

2日間のワークの成果は・・・・・  計 約6.5m3 
           1.7年分  170束  市販品換算では 約8.6万円位
南面

西側

東側と北側


1回生は見て学び、2回生は行動で学び、3回生は教えて学ぶ、
今年の1回生は60期ですので、クラブはこれを繰り返し60年、積み重ねてきた。

若い力とその力がまとまれば凄い!!   ご苦労様!!でした。

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