四国88ヶ寺巡礼 第24番札所 室戸山・最御崎寺(東寺)
      2015/9/5                           (ホツミサキ)ジ

四国第23番薬王寺で徳島県・発心の道場は終わり、途端に高知県・修業の道場に入ります。
山が海に一挙に突っ込んでいるので、特別の歩き遍路道は特になく、路側を歩きます。

高知県に入ってからの海岸沿いの道は室戸阿南国定公園です・・・・


No23~No24の距離は何と約70km。  何日で歩きますか?  
これも修行なのでしょう。   もちろん我々は車ですが・・・・。

最御崎寺は室戸岬にある先端の山の上です。
先端近くの歩き遍路道入口 から登ります


一夜建立の岩屋


弘法大師が一夜で建立したと伝えられている岩屋で、現在は最御崎寺の奥ノ院。 
空海が唐から持ち帰った石像が安置されていた場所で、明治時代までは女性の納経所。

歩き遍路道




樹林の合間から室戸岬の一部が覗き見える

遍路道は続く


登りきったところが
仁王門

正面の仁王像

裏面の仁王像     裏面に仁王像はここだけなので質問すると、新しい仁王像だとか・・・


本堂




大師堂


境内

鐘楼堂      ・・・・・1648年竣工で古くなり現在は使っていない

鐘石   ・・・・・・小石でたたくと鐘のように音を発する


多宝塔

現在の鐘楼






くわずいも    (空海の七不思議)  食べられなくなった芋で胃腸の妙薬とか


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最御崎寺の仁王門の前から室戸岬灯台への道があります。
室戸岬灯台     ・・・・・巨大なレンズを装備しています

広大な太平洋は望めますが、室戸岬の岩礁は見えません


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最御崎寺のある山の崖下にある弘法大師修業の地
御厩人窟


窟の一番奥は弘法大師の修行の場 ・・・・真っ暗です

中から外を・・・・・





窟の前は室戸岬の浜




室戸青年大師像


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もちろん、今の時代ですから、
最御崎寺への巨大な人造道路が少し室戸岬から離れた場所に出来上がっています


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だるま朝日が眺められる場所にある宿でしたが、残念ながら夕べは曇天、朝は雨模様でした。

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