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山小屋改修工事 [山小屋2020]

山小屋改修工事
   2020/7/12.13

梅雨の合間の晴れの1日を利用して山小屋に入ったのは、この改修工事を実施するためです。

大学・クラブの山小屋は1965年に九頭竜ダムで閉村する久沢の農家建屋を解体、1966年に移築した。
それから30年を経て1995年には1F室内の改装を行いましたが、15年前に私が山小屋番を担ってから、この床板の腐食には腐食部に合板を重ねて凌いできました。それもここまで。 25年を経て、1F居間の床板が腐食してきて、改修に取り掛かりました。

建設時には部員が土木建設資材25ton+農家建材を搬入し、大工仕事の補助をしたし、大改修の際も、部分的な解体は部員とOBが実施し、造作は大工さんにお願いしていました。 その流れで?、資金不足から?、床板の改修も 旧床板に新合板を重ね合わせる一般的なリフォーム工法を教えてもらい、OB2人での自前工事となりました。

1Fの居間は一般家庭の大引、根太構造の床ではなく、プラ束工法を採用しています。

畳を移動し、床板全体を点検する。
腐食している板を順次剥がしていくと、1列5枚を剥がすことに・・・
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プラ束を整列し、新たな合板を2枚を加え下板にセットし
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その上に新合板を敷きながら・・・
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プラ束、下板、上板をスクリュービスで固定   合板1枚に21本  合計315本
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畳を敷き詰めて終了
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この畳は先輩の旅館のまだ新しい畳を貰い受けた上物で、重たいのです。
で、この移動は18歳若い相棒が担当。 腕に筋肉痛。
設計、施工は年寄りが担当。 脚と指に筋肉痛が残りました。

現場合わせの工事でしたが、持参した電動ジグソー、ドリル、ノミが活躍しました。
でも、3か月を超える待機してきたワークですので、完了させてスッキリしました。

  ☆

山小屋の昼の気温が22℃、湧水温度は9℃、小屋での水道温度は11℃。 

ワーク初日の夜は剥いだ古い腐食合板をストーブで燃やす・・・・
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7月にストーブですが、熱くないんです。 
ストーブの炎を観ながらの水道で冷やしたビールは又格別です。
山小屋ならではの楽しみ方です。

  ☆      ☆
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