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雪解け後の山小屋 [山小屋2011]

雪解け後の山小屋
  2011/5/1~2

雪国の冬は真っ白で美しい光景を見せてくれます。が、積雪は色々なイタズラをしてくれます。

一冬越した今年の山小屋周辺の状況は・・・・

県道からゲートを通って林道に入ると、陽の射さない場所には残雪が残り、積雪に負けて折れる枝や倒れる木があります。 

申し訳ないことに、新車の底を雪で擦りましたが・・・・???
それを取り除きながら進んで行くと・・・・

約φ30cmの植林杉1本が積雪で林道に倒れ込んで通行遮断していました
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その夜、地元の自治会長さんに電話で事情をお話しして切断撤去する許可を頂きました。
チェーンソーで切断しましたが、倒木の下の残雪が多く、また固まっていたので除雪は断念し、小屋までは歩いて入っていました。残雪が消えれば小屋横まで車で入れるようになります。
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薪は学生部員とOBが夏ワークで間伐材を切断、薪割し、小屋周りに積み上げて1年間乾燥させています。 毎年1年間乾燥させた薪を小屋内に、そして新たな薪を積み上げるサイクルを繰り返していますが、学生部員の強力な馬力で現在では1.5年分は積み上っています。

雪はその積み上げた薪を毎年雪解け後には倒してくれています・・・
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これを一挙に元に戻すには一汗もフタ汗もかかねばなりませんので、泊まったOBOGが少しずつ直しています。

雪が凍るときに収縮する力でしょうか、垂直に立てていた丸太も必ず傾斜したいます。

もちろん、何のイタズラもせずに自然消滅してくれる雪がほとんどですが・・・・
積雪期は開けることができなかった窓板戸も開放
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雪の下で倒れていた笹の葉も起き上がり始めています
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笹の葉がないところには太陽の陽が差し込みフキノトウ、ザゼンソウがどんどん広がっています。
で、これからも笹は切り取っていく予定です。

他に雪国だからの山小屋管理対策を施しています。
真夏を除いて標高H960mの山小屋では泊まれば薪ストーブを使いますが、その薪ストーブの燃殻や灰の処理が問題で、従来の無雪期は都度地中に穴を掘り埋めて、積雪期には窓から屋外に捨てていたので春先の雪解け時には灰だらけの状態でした。そこで、ペール管を3本用意し、その中に燃殻や灰を1年分を溜め、夏ワーク時にまとめて地中に埋める処置をしています。

  ☆    ☆

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