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檜峠・旧道 [山小屋]

檜峠・旧道 
   2008/6/2

緑に包まれた奥美濃しろとり「前谷地区」 から檜峠へ、旧道を歩いて登ります。
この道は元は石徹白地区への生活道で、基幹道です。 現在の観光的には「白山禅定道」 としてトレッキングコースとなっています。 白山信仰時代の美濃側入口に当たる「白山禅定道」です。

前谷地区から県道の峠道を眺める
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県道から檜峠への旧道に入る
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暫らく歩き森を抜けると正ケ洞棚田に入る
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休耕田が増えているのは残念ですが・・・・・・・・

40数年前、山小屋が建った頃の1/5万 の地図ではこの道は幹線道路です。
1947Hinokitouge2.jpg
昭和47年に新版が発行されるまではこの昭和22年測量の地図が使われていました。汚れていますが、使っていた地図ですのでご了承ください。

現在の道は、昭和26年に林道として、その後昭和32年に自動車が通れる道となり、昭和33年に石徹白地区が福井県から岐阜県に越県合併してから県道として整備された、と記されています。 そして、少なくとも昭和42年春までは、峠までは除雪されていましたが、峠から石徹白側は除雪されておらず、生活物資は峠で車から大型のソリに載せ代えて運んでいたのを私自身も目撃しています。 
その後、石徹白側にスキー場の開発されたり、自家用車が普及するにつれ、冬場も通れるようになりますが、それに伴い、この旧道は廃れていき、道跡も分からない状況となり、平成5年に白鳥中学校統合30周年事業として「歴史街道整備活動」を実施した地元の中学生の活動で生まれ変わり、現状に結びついているようです。

  ☆   ☆



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